今村均大将の回想録

大東亜戦争時代の日本陸軍の大賞だった、今村均大将軍の本をよみました

東南アジアのジャワで指揮をとり、ほぼ無傷で勝利をおさめます

でもって、ラバウルでの指揮を任された際には、兵隊らに田畑の耕畜、養鶏を命じます

そのおかげで、敵に完全に包囲され、日本からの物資が全く届かない状況でも、兵らは、飢え死にをせずに済みます

7万人の兵隊がラバウルにとどまり、ほぼ、無傷のまま、終戦を迎えます。

今村均大将は様々な地に移転し、おのおの、裁判をうけます。

ご本人も、結局は死刑になるだろう、と思っていました

が、死刑にはならずに、すみます。

当時の回想録などを出版し、印税は戦争被害の家族、兵らに全て寄付されました

当時、アジアで占領した地でも、現地人を下にはみず、オランダ人の生活なども、普通にできる状態だったとか

とても、人望のあつく、インドネシアのスカルノ大統領も今村均大将に感謝していたそうです

今村均大将自身のご家族の事もかかれております

お見合いなど、ほとんどせず、最初の奥さんとご結婚されたそうです

今村大将が海外に赴任中、奥さんは産後のひだちの悪さで亡くなられます

そののち、後妻を貰っております

若い頃のやりとり、戦争現地でのやりとり、とてもリアル感が伝わります
実体験の書籍というのは、凄みがあります・・・・

凄い量の文字数ですが、読み応えのある、本でした♪

 

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